現在の上溝五部会の半纏は昭和55年(1980)に新調されました。伝統的な藍染半纏で、襟文字は『上溝 い組』、背紋は二行で『五部会』とし、シンプルで落ち着きのあるデザインとなっています。 |
襟文字・背紋の淵を赤く染めたものは、い組神輿連の役員用赤半纏です。 そのほか、襟文字を 『上溝 五部会』 『囃子保存会』 としている囃子保存会の半纏があります。 |
平成21年(2009)、上溝五部会オリジナルの鯉口・股引を新調しました。純白でしっかりとした天竺生地に『五部会』『い組』の紋を配したデザインで、専門の染物職人に製作を依頼したものです。細いラインなど意匠が崩れたり滲むことも無く丁寧に染め込まれた特注品です。 |
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上溝夏祭りでの神輿渡御においては、指定の半纏と黄色襷の着用が必須となります。鯉口・股引については当面自由としておりますが、将来的には担ぎ手全員が統一した装束にて渡御ができれば素晴らしいものと考えております(半纏・鯉口・股引については、上溝夏祭り終了後に翌年祭禮に向けて五部会回覧板などにて購入募集を行います)。 絞りと帯に指定はなく、未着用でも可能となっています。履物についても指定は無く足袋・雪駄となります。但し神輿渡御、とりわけ八岐大蛇を退治したと言われる「素戔嗚尊」を祀神とする祭り(上溝夏祭りも含まれる)においては、蛇皮鼻緒の雪駄は避けるべきと言われています。 |