神輿大改修 竣功


 平成28年6月5日(日) 大安吉日 上溝五部会 神輿大改修について、株式会社 宮本卯之助商店にて進められてきた神輿改修工事が完了し、竣功いたしましました。


上溝五部会 神輿 平成28年6月 大改修竣功


上溝五部会 神輿 平成28年6月 大改修竣功

 当日は、亀ヶ池八幡宮に於いて、御来賓をお招きしての『竣功奉告祭』が執り行われ、敬重なる奉祝を以て竣功となりました。また、午後より五部会構成の3自治会、およびJR上溝駅を巡る『奉祝渡御』が実施され、力強い渡御によって美しく蘇った神輿が披露されました。


竣功奉告祭 記念撮影


奉祝渡御

竣功奉告祭にご参列頂きました皆様、奉祝渡御にご参加いただきました担ぎ手の皆様、沿道よりご声援いただきました皆様、記念行事運営に助勢・尽力いただきました皆様に心より御礼を申し上げます。

2016.06.06


竣功奉告祭・奉祝渡御


神輿大改修の竣功に際し、『竣功奉告祭・奉祝渡御』が執り行われます。



■上溝五部会 神輿大改修 竣功奉告祭・奉祝渡御
 * 平成28年(2016)6月5日(日) 大安吉日
  ・ 竣功奉告祭 10:00~ 亀ヶ池八幡宮
  ・ 奉祝渡御  13:30~ 亀ヶ池八幡宮→本久地区→JR上溝駅→田中地区→元町地区

午前中は、亀ヶ池八幡宮にて式典・お披露目が行われ、一般の皆樣も式典にご参列頂けます。式典終了後、展示披露となり、写真撮影などを行っていただけます。
午後は五部会構成の本久・田中・元町自治会と、助成認定でご支援いただいたJR東日本 上溝駅を回る記念渡御が行わ、各自治会館・上溝駅において竣功披露・御礼の儀が執り行われます。渡御にご参加の際は、13:00までに亀ヶ池八幡宮にお集まりいただき、例年の上溝夏祭りと同様に祭事正装(五部會袢纏、鯉口・股引等、足袋・雪駄等)にてご参加ください。

午前中の式典へのご参列、渡御へのご参加、沿道からのご声援、よろしくお願い申し上げます。

2016.05.16


東日本鉄道文化財団 地方文化事業支援 平成28年度 総会・贈呈式


 公益財団法人 東日本鉄道文化財団 地方文化事業支援 神輿整備委員会 平成28年度 総会・並びに助成認定書の贈呈式が、平成28年(2016)4月28日(木)に相模原市立産業会館で執り行われました。



 JR東日本 横浜支社様のご推薦を賜り、昨年度より継続して2回目の支援対象事業に認定され、助成事業通知書が公益財団法人 東日本鉄道文化財団 事業部長 石川晃様から佐藤勇幸実行委員長に贈呈されました。

 贈呈式に先立ち行われた神輿整備委員会(上溝五部会・JR東日本 横浜支社・相模原市からの各委員で構成)の平成28年度 総会の席上において、JR様より上溝夏祭りの見学ツアー催行計画のお話を頂き、より多くの皆様に改修を受けた神輿をご覧いただく機会を設けていただくなど、東日本鉄道文化財団様・JR東日本 横浜支社様との連携強化を図り、地域・観光振興を目指していくことが確認されました。

2016.04.29


東日本鉄道文化財団 地方文化事業支援 平成28年度 対象事業に選定(継続2回目)


 公益財団法人 東日本鉄道文化財団(東京都渋谷区)の「地方文化事業支援」ですが、平成28年度についても継続して支援対象事業に選定されました。

 神輿大改修事業については2箇年度に渡る事業計画となっていますが、来る平成28年度についてもJR東日本 横浜支社様のご支援・ご推薦を賜り、支援対象事業に選定されました。今後、助成事業通知書贈呈式などが行われた後、事業支援を受けることになります。

  >> 公益財団法人 東日本鉄道文化財団

  >> 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)

2016.03.30


神輿改修竣功と記念行事について


 神輿改修の竣功日、並びに竣功記念行事の開催が決まりました。

 * 竣功日 平成28年(2016)6月5日(日) 大安吉日

 * 竣功記念行事(概要)
  ・ 竣功奉告祭 午前 亀ヶ池八幡宮 境内
  ・ 奉祝渡御   午後 亀ヶ池八幡宮~本久自治会館~JR上溝駅~田中自治会館~元町自治会館

 午前に亀ヶ池八幡宮境内にて奉告祭・お披露目が行われた後、午後から竣功記念の渡御が行われる予定です。記念行事のスケジュール詳細は、改めてお伝えいたします。

2016.03.19


神輿改修作業 開始


 平成27年(2015)7月27日(月)に搬出された神輿ですが、改修施工を行う宮本卯之助商店にて改修作業が始まりました。


本体より分離され、錺金具(かざりかなぐ)が取り外された屋根


分解された鳳凰・錺金具(かざりかなぐ)

 今回の改修は『総修理』と呼ばれるもので、神輿を完全に解体、取り付けられている部品も全て取り外し、傷んでいる箇所の補修を行い、漆・金鍍金(きんめっき)・金箔などの装飾を施し直します。神輿解体は、それらの作業に向けた第一段階となります。解体後の様子は、以下Webアルバムにアップいたします。

  神輿大改修 神輿解体 平成27年10月8日(木) (Google+ フォトアルバム)
    >> 誤っていたリンク先を修正しました(平成27年10月17日)。

2015.10.12


神輿搬出・大改修施工業者に搬入


 平成27年 上溝夏祭り 本宮での渡御を終え、その翌日である7月27日(月)に神輿搬出が行われ、大改修施工業者に搬入されました。



 上溝夏祭りでの締めの行事となる『御霊抜きの儀』の後、大改修事業の安全祈願の清祓いを行い、大改修施工を行う浅草 宮本卯之助商店まで輸送、同社の本社工場に無事搬入されました。いよいよ、神輿大改修の着工となります。
 神輿搬出などの様子は、以下Webアルバムにアップいたします。

  神輿大改修 神輿搬出・工場搬入 平成27年7月27日(月) (Google+ フォトアルバム)

2015.07.27


東日本鉄道文化財団 地方文化事業支援 平成27年度 総会・贈呈式


 公益財団法人 東日本鉄道文化財団 地方文化事業支援 神輿整備委員会 設立総会・並びに助成認定書の贈呈式が、平成27年(2015)6月12日(金)に相模原市立産業会館で執り行われました。



 上溝五部会 神輿大改修事業が同財団の助成支援を受けるにあたり、ご支援・ご推薦いただいている東日本旅客鉄道株式会社 横浜支社、相模原市の方々にご参画いただいた『神輿整備委員会』を新たに設立することとなり、贈呈式に先立ち設立総会が開催されました。




 設立総会に引き続き、助成認定の承認書贈呈式が執り行われ、公益財団法人 東日本鉄道文化財団 事業部長 石川晃様から、佐藤勇幸実行委員長に承認書が贈呈されました。




 この助成認定を契機とし、東日本鉄道文化財団様・東日本旅客鉄道株式会社様・相模原市との連携を強化し、歴史・伝統文化の継承のみならず、地域振興・観光振興に繋がるよう様々な活動を展開していきたいと考えております。ご臨席を賜りました関係各位に、心より御礼申し上げます。

2015.06.13


東日本鉄道文化財団 地方文化事業支援 平成27年度 対象事業に選定


 上溝五部会 神輿大改修事業が、公益財団法人 東日本鉄道文化財団(東京都渋谷区)の「地方文化事業支援」の平成27年度 対象事業に選定されました。

 東日本鉄道文化財団は、鉄道文化を通した社会貢献を果たしていくことを目的に、平成4年(1992)に東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)によって設立された公益財団法人です。この財団の手がける事業の一つである「地方文化事業支援」は、地方文化の振興を目指しJR東日本管内各地の貴重な文化遺産や伝統芸能などの保全と継承、地域の発展のために、JR東日本の各支社が選出した候補に対して資金援助によって地方文化事業の支援を行う制度で、平成5年(1993)年~平成26年(2014)まで151件の支援を行っています。

 上溝五部会では、今般の神輿大改修事業について支援に応募しておりましたが、JR東日本 横浜支社様のご支援・ご推薦を賜り、平成27年度の支援対象事業に選定されました。今後、助成事業通知書贈呈式などが行われた後、事業支援を受けることになります。

  >> 公益財団法人 東日本鉄道文化財団

  >> 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)

2015.04.18


神輿大改修 修繕箇所概要


 神輿大改修において、経年の傷みを修繕してまいります。

【構造面】
升組
屋根と堂の接合部分がゆがみ、その影響で升組の建付け狂いが生じており、これを修正します。

台輪
神輿の土台である台輪の天板にひび割れが生じており、修復を行います。

【装飾面】
鳳凰
立ち尾羽のゆがみの矯正、各所傷みの補修を行い、金鍍金の再処理を行います。

露盤・周辺金物
鳳凰が乗る露盤の建付けを修正し、青錆がひどい周辺金物を交換します。

堂 朱雀の彫刻
金箔押しの彫刻類は、各所に剥がれが見られるため、全てを剥離し金箔押し直しを行います。

台輪
台輪の金物も金鍍金剥がれ・青錆が発生しているため剥離・金鍍金を行い、漆部分の欠損も修復します。

化粧紐
水浅葱の化粧紐は蕨手の巻き付け部分を中心に傷みが激しいため、新調します。


 これらの箇所だけでなく、神輿全ての部品を解体・補修する「総修理」を行うほか、神輿の構造補強なども実施する予定です。

2014.11.30


神輿大改修 事業計画


 神輿大改修 実行委員会より、事業計画書・趣意書が発行されました。その一部をご案内します。

  実施事業
    一、神輿の修理・改修
    一、神輿由緒の調査・歴史考証
    一、改修竣功記念行事
    一、改修記念誌の制作・発行

  事業次第
    平成26年09月  事業計画の決定・御奉賛募集開始
    平成27年07月  上溝夏祭りにて現状で最後の渡御。本宮翌日、神輿の搬出・改修着手
    平成28年07月  改修完了・竣功・記念行事等

  神輿修理依頼先
    宮本卯之助商店株式会社  東京都台東区浅草6-1-15
     <同社の上溝五部会の諸般実績>
      昭和32年(1957) 神輿 大改修施工
      昭和57年(1982) 神輿 大改修施工
      平成05年(1993) 山車 総修理施工、小人神輿新調
      その他、囃子の太鼓・笛・衣装などの購入・修理

  募財
    一、田中・本久・元町自治会にて、協力金を募集します。
    一、3自治会以外からの協力金を募集します(個人に限る)。
    一、文化財に関連する助成金の活用を検討します。


  >> 上溝五部会 神輿大改修 趣意書 (PDFファイル)

 これより、大改修事業に向けて本格的に活動が開始されます。上溝五部会、田中・本久・元町自治会の会員・関係の皆様には格別のご支援・ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

2014.09.01


上溝五部会 神輿大改修 実行委員会 設立趣意書


 神輿大改修 実行委員会より、設立趣意書が発行されました。

  >> 上溝五部会 神輿大改修 実行委員会 設立趣意書 (PDFファイル)


2013.07.11


神輿大改修事業がスタート


 上溝五部会の大人神輿について、大規模な修理・改修工事を実施することになりました。

 江戸時代中期の文化6年(1809)に建造された上溝五部会の大人神輿は、江戸~明治~大正~昭和の各時代に幾度も修理・改修が行われ、200年もの間その美しい姿を誇ってきました。直近では昭和57年(1982)に大改修が行われましたが、それより30年が経過し装飾の損傷が進行し、内部の老朽化も懸念されています。
 い組神輿連の上部組織である上溝五部会では、現役員と氏子・い組神輿連、専門家を交えて神輿の点検・検証を進めておりましたが、いよいよ本格的な修理・改修を実施する時期が到来したとの結論に達し、 『上溝五部会 神輿大改修 実行委員会』 を組織して、具体的検討を進めていくことになりました。

 この特別委員会には、い組神輿連の役員も委員として参画いたします。修理・改修事業の完遂に向けて微力ではありますが精励してまいりますので、関係各位の格別のご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 神輿大改修事業の進捗状況や、実行委員会からのお知らせなどについては、本特設サイトやブログなどで随時掲載してまいります。


2013.07.11

特設ページ


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