平成24年 上溝夏祭りを終えて


本年も心温かいご支援・熱きご声援を賜り、誠にありがとうございました。

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本年の上溝夏祭りですが、主催者からの速報値で宵宮・本宮合わせて42万人のご来場ということで、大盛況のうちに幕を閉じました。我らが五部会ですが、諸般やむを得ぬ事情によりお仮屋や囃子連本部などが元町商店街に設置できなかったのですが、それでも早朝からの多くの皆様に参集いただき、例年以上の盛り上がりを見せました。

特に神輿渡御については、早朝の亀ヶ池八幡宮参拝から本当にたくさんの担ぎ手の皆様に渡御に参加いただき、氏子回り~夜間渡御~宮入に至るまで、肩が落ちて「ヨイ、ヨイ、ヨイヤサ!」の掛け声で肩を入れ直す場面が一度も無く(神輿もみ後の体勢立て直しの時は除く)、宮入まで水浅葱の房が見事に振れていました。小生、五部会の神輿に関わって30年と少しですが、初めてのことであります。思うに、早朝から多くの担ぎ手の皆様が交代で肩を入れ合った結果であり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

上溝夏祭りはその規模の大きさから夜間の商店街渡御がどうしてもクローズアップされますが、本来は八坂大神を祀り厄病退散を祈念する神事であり、氏子回りこそが本当の祭りです。氏子回りは日中の炎天下の厳しい条件であり、観客も決して多くなく地味な面は拭えませんが、氏子回りを大事にしてこそ夜間の商店街渡御も生き、氏子回りをいかに楽しみ盛り上げることができるか、そこが上溝夏祭りの「肝」と言っても過言ではなく、今後も大切にしていきたいと考えています。

来年以降も、亀ヶ池八幡宮参詣~氏子回り~夜間渡御全てに渡って、担ぎ手・山車の引き手・氏子の皆様にお楽しみいただけるよう、様々な企画・アイディアを実現していきますので、本年以上のご支援を賜れば幸いです。