本日、神輿を蔵から出して、各所点検を行いました。
祭礼中は細かい部分をゆっくり見ることもなかなか叶わないため、本日じっくりと点検することになりました。半原宮大工匠家の創立者であり、江戸城御本丸作事方(棟梁)として腕を振るった柏木右兵衛安則によって造られた上溝五部会の神輿も、文化6年(1809)の建造(或いは改修という説もある)より200有余年、昭和57年(1982)の大掛かりな修理からも30年が経過し、各所に傷みが見られるようになってきています。そろそろしっかりとした修理・メンテナンスを考えなければならない時期かもしれません。
