上溝五部会 い組神輿連は、平成8年(1996)に設立されました。それまでは、上溝五部会を構成する田中・元町・本久の3自治会の役員さん達が祭礼の運営を担っていたのですが、自治会の役員さんは基本的に毎年交代となるわけで、中長期的・継続的に運営に携わることができず、発展性に乏しいことが指摘されていました。それを打開すべく、神輿渡御の運営・伝統の保存などを専門的・継続的に行うべく設立されたのが、我々い組神輿連でした。
設立当初・・・正直言って問題山積でした。一体どんな問題があったのか・・・?? 今回公開するのは問題だらけであった平成10年(1998)の上溝夏祭りでの渡御の様子です。設立2年目ですが、現在との違いが一目瞭然であります・・・(苦笑)。
平成10年(1998)といえば、長野オリンピックで原田雅彦が大ジャンプで団体の金メダルを獲り、サッカーW杯フランス大会で城がシュートを外し、マシンガン打線と大魔神佐々木が大暴れして横浜ベイスターズが38年ぶりに日本一になり、松阪大輔が夏の甲子園決勝でノーヒットノーランを達成して優勝した年。もう随分前のことと感じますが、その頃より少しずつ問題を解消し、現在の上溝五部会、い組神輿連が形成されたわけであります。(ちなみに本年の渡御の様子はこちら >> 平成23年(2011)の渡御の様子 )
なお、今回の平成10年(1998)の渡御の様子も含め、YouTubeにアップしている動画については、い組神輿連役員O氏の奥様・御令嬢に撮影いただき、ご提供頂いています。十数年に渡って毎年貴重な記録を残して頂いており、この場を借りて厚く御礼申し上げる次第です。